2016年3月28日月曜日

一年間ありがとう!! みんな大きくなりました。


 春は出会いと別れの季節。ふありの感覚運動プログラム(幼児クラス)では、平成27年度の思い出に、2週間に渡ってみんなで卒業制作(?)を行いました。大きな模造紙に画用紙とスタンプを駆使して描いた大きな桜の絵。その下をメンバーたちが蒸気機関車に乗って笑顔で通り過ぎていく・・・とっても素敵な作品ができました!!

この作品は1年を通じてみんなの心と体が大きく成長した証し。大切に飾らせてもらいます!!4月からみんなはどんなお友達とどんな経験を重ねていくのでしょうか・・・

感覚運動グループのみんなに、素敵な素敵な出会いが待っていることを心から祈っています!!

2016年3月24日木曜日

【外食プログラム】

生活塾では、1年間の締めくくりということで、皆で外食にいきました。
お店に行く前から子どもたちはとても嬉しそうです。
出発前お財布の中身を確認していざ出発です。
お店に着いたら予算を考え、それぞれ好きなメニューを選び、定員さんに自分で注文する事が出来ました。
みんなとても美味しそうに、食べていました。いつも以上にお友達との会話も弾みました。

 今回のプログラムでもいろいろなことを学ぶことができました。
メニューを選ぶ事や、注文に加え、
お店の中では大きな声を出したり、立ち歩いたりしないようにというルールを守る事。
お金を支払う事など、
生活のなかで必要となるスキルを練習することができました。
皆でおいしいご飯も食べられ、とても楽しいプログラムでした。

 

2016年3月22日火曜日

2016年度  放課後等デイサービス

2016年度の放課後等デイサービスのプログラムが決定いたしました。

ご興味のあるプログラムがございましたら、
ぜひ、ふありにご連絡ください。


2016年度 児童発達支援事業

2016年度の児童発達支援事業のプログラムが決定いたいました。

ご興味があるプログラムがございましたら、
ぜひ、ふありにご連絡ください。



2016年3月12日土曜日

[子どもの褒め方]

子どもたちのこと、叱ってばっかりになってしまっていませんか。
毎日接しているとできないことばかりに目がいってしまうかもしれません。
しかし、少し視点を変えてできていることにも目を向けて見ましょう。
小さなこと、当たり前のことでもできていることを褒めてあげましょう。
「すごい」「えらい」だけでなく、「〇〇ができるなんてすごいね」などと具体的に伝えましょう。
「こんなことをするとほめてもらえるんだ。嬉しい」、「ぼく、わたしのことを認めてもらえた!!」と感じることができ、
自信に繋がります。そうすることで、良い行動が強化され困った行動が減少するという例もあります。
褒めてもらえることで子どもたちは自尊心が育ち、いろいろなことに積極的になれるでしょう。
大人も気持ちの棘が少し取り除かれるかっもしれません。
子どもたちとの絆を作るきっかけになり、子どもたちの心の成長に繋がりますね。
【お箸の練習】

 ふありのOT(作業療法)ではお箸の練習に取り組んでいるお子さんも多くいらっしゃいます。
お家で、食事の時間にお箸の練習をすることは難しいです。
子どもたちは、ごはんを早く食べたいという気持ちが強いので、
お箸の使い方まで、考えながら食事をするというのは難しいです。
また、保護者の方が教えても食事中はなかなか聞けないという子も多いでしょう。
個別の療育の中では、持ち方、使い方を遊びを通して取り組むなど
お箸に興味がもてるよう工夫をして練習をしています。
お箸に興味がっでてきて、「できる!!」という自信がわいてくると、
子どもたちは食事の時に自分からお箸を使うようになっていきます。
ふありでは、補助具や、練習箸のご相談にものっていますので、心配なことがありましたらご相談下さい。

【サイン】

ことばの発達がゆっくりなお子さんで、ことばの表出を増やすために
身振り(サイン)の指導を行っているお子さんもいらっしゃいます。
サインと言うと、話しことばの代わりに使うというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、
小さい子は、話しことばの表出を増やすためにサインの練習をする場合もあります。
理解はできていそうだけど、ことばが増えていかないなという子に、
サインと音声を同時に伝えていく事で、サインを覚え、それに加えて音声も覚えていくことができる場合があります。
実際にはじめはサインの模倣のみであったこが、自分でサインを使うようになり、今では話しことばが出てきているお子さんもいらっしゃいます。
ふありではそれぞれのお子さんがなじみやすい方法でことばの練習に取り組んでいます。

 

[ペア運動]

ふありの運動プログラムの中では、ペア運動を行うことがあります。
小学生のグループではボール運びレースをしました。
ひろげたタオルの両端を持ち、タオルの上にボールをのせて、そーっと運びながら、かごの中にボールを入れるゲームです。
2人で息を合わせて行わなければボールが落ちてしまいます。
はじめは息が合わず、タオルが傾いてしまったり、1人が進むのが早かったりしてなかなかゴールにたどり着けなかった子どもたちも、
何度か練習すると、「1・2・1・2」と掛け声をかけて速度を合わせて2人が歩いたり、「もう少し上にしてー」とお友達に声をかけたり、
ゴールしか見ていなかった子どもたちが、ペアの相手を意識することが少しずつできるようになっていました。
相手を意識して自分の行動を変えることは難しいことですが、ゲームを通じて楽しく学ぶことができました。

 
[おひなさま作り]
 
3月3日はひな祭りでしたね。
皆様、どのようなひな祭りを過ごされたでしょうか。
ふありの各グループ療育では、それぞれの年齢に合わせて雛飾りの製作を行いました。
 
未就学児のグループでは、コップに色紙を入れ、画用紙で作った顔を貼ったり、
紙皿を半分に折って顔を貼ってゆらゆらとゆれるお雛さまを作りました。
顔の製作はパーツは用意しておきますが、位置を決めたり色を塗るのは子どもたち自身です。
目はどのあたりかな、口はどこかな、目は何色かななどと考えながら製作します。
楽しい製作を通して、相貌を認知する力を養うことがでますね。
子どもたちが思い思いに作った作品はどれもとても可愛らしかったです。
 
 

2016年3月7日月曜日

[集団生活のための練習]

ふありのグループ療育では、流れを統一することで、
子どもたちが覚えて自分で行動出来るようにと、工夫をしています。

例えば、登園後の準備は、
①玄関で靴を脱いで、揃えて、
②上着やバッグをかごの中に入れて、
③洗面所へ行って手洗いうがいをして、
④おたより帳にシールを貼って、壁のポケットにしまう。
という流れで行っています。

 はじめのころは、準備をせずにおもちゃへ一直線だった子や何をしていいか分からず、立ちすくんでいた子も
スタッフと一緒に練習をして、お友だちの様子も見ながら、
流れを覚えて、スタッフの手伝いが無くても自分で行動することができるようになっていきます。
幼稚園や保育園、小学校などの集団生活ではこういった力が必要になりますね。
春から幼稚園や保育園へ入園されるお子さんもいらっしゃいます。
ふありで練習をして上手になり自信に繋がりました。きっと集団生活でも、力を発揮できることでしょう。

2016年3月1日火曜日

「ストローネックレスづくり」 みんな上手にできました!! 

ふありの感覚運動プログラム(幼児グループ)では、ストローネックレスづくりに挑戦しました。
先端に綿棒をつけて穴を通しやすいよう工夫した毛糸に、細かく切った色とりどりのストローを次々に差し込んでいき、最後に厚紙で作ったかわいいペンダントをつけたら完成です。
指先の細かい巧緻運動や手と目の協応した動作が求められる作業で、少し難易度が高いプログラムでしたが、みんなしっかり机に向かって集中して取り組み、全員がかわいらしいネックレスを完成させることができました。...
自分の力で一つの作品を作り上げる経験を重ねることは子どもたちの「できるんだ!」という自信を高めます。また目と協応した指先の細かい運動経験は、これから自力でお箸を使ってごはんを食べたり、字を書いたりする力のベースとなっていきます。
さまざまな経験を重ねながら、すくすくと育っていく子どもたちの姿は、とっても頼もしく感じられるものです。