2016年12月28日水曜日

ムーブメント療育


 今年は新たな講師の先生をお迎えし、ムーブメント療育を実施してきました。8月に実施した体験会にも5名のかたが参加してくださり、気がつくとたくさんの方がムーブメント療育に参加してくださっています。ボランティアさんも継続して来てくださり、とても明るく賑やかな雰囲気の中でムーブメント療育ができていること講師の先生をはじめ、ふありの職員も大変嬉しく思っております。参加者のみなさんも子どもたちそれぞれに好きな遊具や楽しみな活動が日に日に増えてきて、プログラムも継続して行うことにより前回は難しかったことが出来るようになったり、チャレンジしてみようと思えたり、違った発想が生まれたりと子どもたちの成長する姿がたくさん見られるようになりました。また、ドングリを使ったカーテンやクリスマスの音楽、イベントなど季節の楽しみを取り入れたプログラムもたくさん実施しました。
 今年度もムーブメント療育を実施できたのは毎回楽しみに参加して下さるみなさんがいること、子どもたちのたくさんの笑顔や様々な体験を引き出すようにとプログラムを立ててくださっている講師の先生のお力だと思っています。みなさま2016年も本当にありがとうございました。そして2017年もよろしくお願い致します!

※来年度も随時、体験を受け付けていきます!ご興味のある方はぜひ、ふありまでご連絡お待ちしております。


ふあり電話番号 047-304-8860 担当:上村・柴田

2016年9月24日土曜日

パーソナル・アシスタンスとも 15周年記念イベントのご案内

この度、法人設立15周年を記念しまして
24365ともフェス
みんなで考えたい『ともに生きる』というコト
を開催致します。
この15周年という節目に『とも』実践を通して、『ともに生きるというコト』を
地域で暮らすみなさまとともに考えたいと思います。
保護者の方の個別のご相談にも応じます。
キッズスペースもございますので、お子様も安心していらして下さい。
ご家族、ご友人とお誘いあわせの上、お気軽にご来場下さい。

開催日時:11月6日(日)13:30
会   場:浦安ブライトンホテル2F グレイス
他、詳細は以下のイベント案内をご確認下さい。
 
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2016年6月20日月曜日

[保護者グループ]


 
ふありでは2ケ月に1度、保護者の方のお話し会を行っています。

「なかなかお話しができるママ友がいない」
「小学校や中学校に入学する前に何をしておけばいいの?」
わが子にあったサービスや療育はなんだろう?」など、
様々な不安やお悩みや分からないことを、保護者の方同士のおしゃべりを通じて、情報交換をしたり、思いを共有することで、少しでも不安や悩みが解消できて気持ちがホッとする時間になればと思っております。
皆さまのご要望にお応えする形で、お話のテーマを設けて行っておりますので、何かご質問などがございましたら、お気軽にふありにご連絡下さい。

 
次回は7月16日(土)です。

[親子遠足]


 月10日に親子遠足を行います!!
今回の行先は上野動物園です。
たくさんのかわいい動物を見たり、さらには触ることもできるかも・・・。
みんなでお弁当を食べたり、とても楽しみですね。
新しいお友だち一緒に行くことで、たくさんのお友だちと関わり、共通の体験をし、楽しい気持ちを共有することは良い経験となり子ども達のせかいもグンと広がりますね。
また、毎年お父さん方も多くご参加頂いております。
行事を通してお父さん同士の貴重な交流の機会となると良いですね。

ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

2016年6月14日火曜日

未就学児グループ療育


 ふありでは未就学児のグループ療育を行っています。
保育園、幼稚園、子ども園に入園する前の子どもたちが、少人数のグループで活動しています。
音楽や、感覚・感触、工作、運動など1回ごとにプログラムのテーマを設けて行っています。
お友達と一緒に活動することで、少しずつお友だちへの意識が芽生え、楽しい関わりを学び、集団生活の為の社会性を育みます。
さらに、身の周りの動作の練習も行っております。少しずつ自分でできることが増えて行くと子ども達の自信にも繋がっていきますね。
ご興味のある方は是非ふありにご連絡下さい。
随時、見学や体験も受け付けております。

 

みんなでカレーづくり!!!

 
 小中学生の生活塾(グループプログラム)にて、カレーライス作りをしました。
手順を考え、役割分担をし、みんなで協力して作りました。
今回のプログラムでは、料理を作るというわかりやすい目標に向かって、グループの中での自分の役割を意識し、お互いを意識し協力し合うことなど集団生活にて必要なことを調理を通じて学ぶことができました。
みんなの力が合わさり、とてもおいしいカレーが完成しました。
苦手な食べものがある子も、自分で作ったことで自信がつき、さらにお友達が食べている姿を見て挑戦しようという気持ちをもつことができたようでした。
とても楽しいプログラムとなりました。次の調理プログラムもとても楽しみですね。

 

 

2016年6月10日金曜日

ムーブメント療育を開催します!!

 おまたせいたしました!!
いよいよ平成28年度のムーブメント療育がスタートします!!

ムーブメント療育は、こどもの自主性、自発性を尊重し、子ども自身が動くことを学び、 動きをとおして「からだ(動くこと)」と「あたま(考えること)」と「こころ(感じること)」の調和のとれた発達を援助する療育です。

今年度より、新たに指導者として袴田優子先生をお迎えし、スタッフ一同新たな気持ちで、家族みんなで楽しめる素敵なムーブメント療育に取り組んでいきます。
みなさんのご参加を心よりお待ちしています!!

 日時  平成28年6月12日(日) 10時30分~12時

場所  浦安市ゆうあい (浦安市東野一丁目9番3号)

 ~お問い合わせ~  
児童発達支援事業所ふあり  吉田、柴田
(℡ 047-304-8808)

 

2016年5月27日金曜日

療育手作りパン教室


 6月5日に手作りパン教室を行います。
今回のメニューはミニ食パンです!!

お父さん、お母さん、ご兄弟と一緒に参加することができます。
なかなかご自宅では行うことが難しいですよね。
ふありのパン教室は生地作りから行いますので、とても本格的です。
自分で作ったパンを食べること、子どもたちにとってとても貴重な体験になりますね。
ご興味のある方は是非ふありにご連絡ください。

ムーブメント療育


今年度のムーブメント療育の初回の日程が決まりました。

6月12日の10時~12時で行います。

今年度より新しい先生をお招きし、リニューアルいたします。
パラシュートやゆらんこなど大掛かりな遊具を使い遊びお友だちと一緒に楽しいプログラムを体験することができます。
身体機能の向上はもちろんですが、その他にも、様々な感覚を感じ、体を動かすことで情緒の安定にも繋がります。
お友だちと一緒に、楽しい体験をしてみませんか?
多くの方のご参加をお待ちしております。

2016年4月12日火曜日

≪幼児期にからだを動かすことの大切さ≫  


ふありの感覚運動プログラム(幼児クラス)では、プログラムの後半には必ずトランポリンなどの大型遊具を使った全身運動を行っています。運動は、状況判断から運動の実行まで脳の多くの領域を使用し、小さい時から多様な運動刺激を受ける事によって、様々な神経回路がより複雑に張り巡らされていきます。

その為、幼児期に全身運動の機会をより多く持つことは、運動発達だけでなく知的機能や内臓機能(呼吸・循環など)の発達の促進にきわめて有効です。お子さんの運動習慣の基盤を作る為、感覚運動プログラムでは、まずお子さんに体を動かす楽しさや心地よさを実感してもらえるよう、様々な工夫をしながら取り組んでいます。

2016年3月28日月曜日

一年間ありがとう!! みんな大きくなりました。


 春は出会いと別れの季節。ふありの感覚運動プログラム(幼児クラス)では、平成27年度の思い出に、2週間に渡ってみんなで卒業制作(?)を行いました。大きな模造紙に画用紙とスタンプを駆使して描いた大きな桜の絵。その下をメンバーたちが蒸気機関車に乗って笑顔で通り過ぎていく・・・とっても素敵な作品ができました!!

この作品は1年を通じてみんなの心と体が大きく成長した証し。大切に飾らせてもらいます!!4月からみんなはどんなお友達とどんな経験を重ねていくのでしょうか・・・

感覚運動グループのみんなに、素敵な素敵な出会いが待っていることを心から祈っています!!

2016年3月24日木曜日

【外食プログラム】

生活塾では、1年間の締めくくりということで、皆で外食にいきました。
お店に行く前から子どもたちはとても嬉しそうです。
出発前お財布の中身を確認していざ出発です。
お店に着いたら予算を考え、それぞれ好きなメニューを選び、定員さんに自分で注文する事が出来ました。
みんなとても美味しそうに、食べていました。いつも以上にお友達との会話も弾みました。

 今回のプログラムでもいろいろなことを学ぶことができました。
メニューを選ぶ事や、注文に加え、
お店の中では大きな声を出したり、立ち歩いたりしないようにというルールを守る事。
お金を支払う事など、
生活のなかで必要となるスキルを練習することができました。
皆でおいしいご飯も食べられ、とても楽しいプログラムでした。

 

2016年3月22日火曜日

2016年度  放課後等デイサービス

2016年度の放課後等デイサービスのプログラムが決定いたしました。

ご興味のあるプログラムがございましたら、
ぜひ、ふありにご連絡ください。


2016年度 児童発達支援事業

2016年度の児童発達支援事業のプログラムが決定いたいました。

ご興味があるプログラムがございましたら、
ぜひ、ふありにご連絡ください。



2016年3月12日土曜日

[子どもの褒め方]

子どもたちのこと、叱ってばっかりになってしまっていませんか。
毎日接しているとできないことばかりに目がいってしまうかもしれません。
しかし、少し視点を変えてできていることにも目を向けて見ましょう。
小さなこと、当たり前のことでもできていることを褒めてあげましょう。
「すごい」「えらい」だけでなく、「〇〇ができるなんてすごいね」などと具体的に伝えましょう。
「こんなことをするとほめてもらえるんだ。嬉しい」、「ぼく、わたしのことを認めてもらえた!!」と感じることができ、
自信に繋がります。そうすることで、良い行動が強化され困った行動が減少するという例もあります。
褒めてもらえることで子どもたちは自尊心が育ち、いろいろなことに積極的になれるでしょう。
大人も気持ちの棘が少し取り除かれるかっもしれません。
子どもたちとの絆を作るきっかけになり、子どもたちの心の成長に繋がりますね。
【お箸の練習】

 ふありのOT(作業療法)ではお箸の練習に取り組んでいるお子さんも多くいらっしゃいます。
お家で、食事の時間にお箸の練習をすることは難しいです。
子どもたちは、ごはんを早く食べたいという気持ちが強いので、
お箸の使い方まで、考えながら食事をするというのは難しいです。
また、保護者の方が教えても食事中はなかなか聞けないという子も多いでしょう。
個別の療育の中では、持ち方、使い方を遊びを通して取り組むなど
お箸に興味がもてるよう工夫をして練習をしています。
お箸に興味がっでてきて、「できる!!」という自信がわいてくると、
子どもたちは食事の時に自分からお箸を使うようになっていきます。
ふありでは、補助具や、練習箸のご相談にものっていますので、心配なことがありましたらご相談下さい。

【サイン】

ことばの発達がゆっくりなお子さんで、ことばの表出を増やすために
身振り(サイン)の指導を行っているお子さんもいらっしゃいます。
サインと言うと、話しことばの代わりに使うというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、
小さい子は、話しことばの表出を増やすためにサインの練習をする場合もあります。
理解はできていそうだけど、ことばが増えていかないなという子に、
サインと音声を同時に伝えていく事で、サインを覚え、それに加えて音声も覚えていくことができる場合があります。
実際にはじめはサインの模倣のみであったこが、自分でサインを使うようになり、今では話しことばが出てきているお子さんもいらっしゃいます。
ふありではそれぞれのお子さんがなじみやすい方法でことばの練習に取り組んでいます。

 

[ペア運動]

ふありの運動プログラムの中では、ペア運動を行うことがあります。
小学生のグループではボール運びレースをしました。
ひろげたタオルの両端を持ち、タオルの上にボールをのせて、そーっと運びながら、かごの中にボールを入れるゲームです。
2人で息を合わせて行わなければボールが落ちてしまいます。
はじめは息が合わず、タオルが傾いてしまったり、1人が進むのが早かったりしてなかなかゴールにたどり着けなかった子どもたちも、
何度か練習すると、「1・2・1・2」と掛け声をかけて速度を合わせて2人が歩いたり、「もう少し上にしてー」とお友達に声をかけたり、
ゴールしか見ていなかった子どもたちが、ペアの相手を意識することが少しずつできるようになっていました。
相手を意識して自分の行動を変えることは難しいことですが、ゲームを通じて楽しく学ぶことができました。

 
[おひなさま作り]
 
3月3日はひな祭りでしたね。
皆様、どのようなひな祭りを過ごされたでしょうか。
ふありの各グループ療育では、それぞれの年齢に合わせて雛飾りの製作を行いました。
 
未就学児のグループでは、コップに色紙を入れ、画用紙で作った顔を貼ったり、
紙皿を半分に折って顔を貼ってゆらゆらとゆれるお雛さまを作りました。
顔の製作はパーツは用意しておきますが、位置を決めたり色を塗るのは子どもたち自身です。
目はどのあたりかな、口はどこかな、目は何色かななどと考えながら製作します。
楽しい製作を通して、相貌を認知する力を養うことがでますね。
子どもたちが思い思いに作った作品はどれもとても可愛らしかったです。
 
 

2016年3月7日月曜日

[集団生活のための練習]

ふありのグループ療育では、流れを統一することで、
子どもたちが覚えて自分で行動出来るようにと、工夫をしています。

例えば、登園後の準備は、
①玄関で靴を脱いで、揃えて、
②上着やバッグをかごの中に入れて、
③洗面所へ行って手洗いうがいをして、
④おたより帳にシールを貼って、壁のポケットにしまう。
という流れで行っています。

 はじめのころは、準備をせずにおもちゃへ一直線だった子や何をしていいか分からず、立ちすくんでいた子も
スタッフと一緒に練習をして、お友だちの様子も見ながら、
流れを覚えて、スタッフの手伝いが無くても自分で行動することができるようになっていきます。
幼稚園や保育園、小学校などの集団生活ではこういった力が必要になりますね。
春から幼稚園や保育園へ入園されるお子さんもいらっしゃいます。
ふありで練習をして上手になり自信に繋がりました。きっと集団生活でも、力を発揮できることでしょう。

2016年3月1日火曜日

「ストローネックレスづくり」 みんな上手にできました!! 

ふありの感覚運動プログラム(幼児グループ)では、ストローネックレスづくりに挑戦しました。
先端に綿棒をつけて穴を通しやすいよう工夫した毛糸に、細かく切った色とりどりのストローを次々に差し込んでいき、最後に厚紙で作ったかわいいペンダントをつけたら完成です。
指先の細かい巧緻運動や手と目の協応した動作が求められる作業で、少し難易度が高いプログラムでしたが、みんなしっかり机に向かって集中して取り組み、全員がかわいらしいネックレスを完成させることができました。...
自分の力で一つの作品を作り上げる経験を重ねることは子どもたちの「できるんだ!」という自信を高めます。また目と協応した指先の細かい運動経験は、これから自力でお箸を使ってごはんを食べたり、字を書いたりする力のベースとなっていきます。
さまざまな経験を重ねながら、すくすくと育っていく子どもたちの姿は、とっても頼もしく感じられるものです。

2016年2月15日月曜日


【文字の学習】


文字の学習が苦手・・・というご相談を頂くことがあります。

今日はふありの言語の個別療育では文字の学習も行っています。

文字の学習方法にはいろいろな方法があります。1文字ずつ書いたり、読んだりという方法が定番だと思いますが、それぞれのお子さんによって覚えやすい方法があります。

文字の学習方法の1例をご紹介します。文字を1文字ずつ書いてもなかなか覚えられないというお子さんは、「まとまりで覚える」という方法があります。例えば・・・「きりん」という文字を覚えるとき、「き」「り」「ん」と1文字ずつ覚えるのではなく、「きりん」という文字もまとまりもカードときりんの絵のカードを一致させていく練習をします。そうすることでだんだんと「きりん」という文字は「きりん」と読むのだと絵から推測できるようになり、さらには「きりん」というまとまりから「き」「り」「ん」と1文字ずつに分解していくことができるのです。

このように、意味のない文字を1文字ずつ覚えるのではなく、意味のあることばを使って文字を覚えるという方法もあるのです。

上の例の様に、個別の療育の中ではそれぞれのお子さんに合わせた方法で文字の学習をしています。

 

小麦粉粘土でバレンタイン!!  ~感覚運動プログラム~

 

214日はバレンタイン。ふありの感覚運動プログラム(幼児クラス)でもバレンタインにちなんだ活動を行いました。

題して「小麦粉粘土でバレンタイン!!」。チョコレートの色に色付けした小麦粉粘土を、

子どもたちが一生懸命こねたり伸ばしたり丸めたり・・・。ハートや星やうさぎさんなど、

様々な形の型にはめ込んで小麦粉粘土のバレンタインチョコの完成です!! 

かつては小麦粉粘土の感触が苦手だったお子さんも、楽しみながら好きな形を作っていく

経験を重ねることで、今ではすっかり大好きなプログラムになりました。

季節のイベントを通じた楽しい遊びや経験は、子どもたちの豊かな情緒を育みます。おい

しそうに出来上がった粘土チョコをうれしそうに見せる子どもたちの表情がとても印象的

1日でした。

【聞く練習】

 

  お話しすることは上手だけれど・・お話を聞くことが苦手・・というお子さんも練習をすることで聞くことがとっても上手になります。

言語の個別指導で行っている「聞く練習」をご紹介します。まずは長いお話を聞くのではなく、短い単語から聞く練習をしていきます。

 

目の前に絵カードが並んでいます。

「りんご・飛行機・帽子・傘・ぞう」のカードをかごに入れて下さい。

と言われたとき、何枚のカードを取ることができるでしょうか。

 

少し遠いところにカードを並べておきます。

先ほどの5種類を覚えて取ってくることができるでしょうか。

 

さらに、5種類のうち1種だけ、別のカゴに入れよう、と指示を追加すると理解することができるでしょうか。などどんどんと難易度を変えて行きながら練習をします。

上手になっていくとカードを無くして、聞いたものを書く練習や、

聞く内容を単語から、少しずつ長い文へと変えていきながら、それぞれのお子さんがどこでつまずいてしまったかなと考えながら、練習をしていきます。練習の積み重ねで聞くことがとても上手になりますよ。

「文字を読むこと」


 文章を読むことが苦手というご相談を頂き、言語の個別療育にて、読むことを練習しているお子さんがいらっしゃいます。大人は文章を読む時には無意識のうちに、頭の中で文節や内容のまとまりごとに、区切りながら整理することができるので、理解しながら読むことができているのです。

読むことが苦手なお子さんは、ずらずらと文字が書いてあると、切れ目がわからない、記号や暗号に見えてきて内容を理解するなんてとても難しい・・ということでした。

まず、はじめに取り組んだことは、読む題材を工夫することでした。

単語を読むことはとても上手だったので、2語文からはじめました。大きな文字で、主語、助詞、動詞とそれぞれの間にスペースを空けて分けて書いた文章を読む練習をしました。

スペースを空けることで、単語のまとまり、どこで切れているのか、がわかりやすくなり読みやすくなります。その次に3・4・5語文と増やしていきます。それが上達してきたら、今度は普通の文章にスラッシュを入れて区切ったものを読む練習です。はじめは、あらかじめスラッシュを入れておいた文章を読み、上達したら、自分で、単語の切れめを意識していけるよう、一緒に確認しながらスラッシュを入れていく練習をします。そのようにスモールステップで練習をすることで、上手になっていきます。スモールステップの学習が、自信に繋がっていきますね。

 

2016年1月19日火曜日

<ことばの発達>

楽しい、豊かなやりとりがことばの発達を伸ばします。
とくに小さい時期のお父さん、お母さんとの関わりはとても大切です。
言葉掛けひとつにしても、子どもたちに伝わりやすいことばで伝えることが大切です。
言いっぱなしでは、一方的にやりとりが終わってしまいます。
一緒に時間を共有し、視線を合わせて気持ちを共有し、ことばかけでことばを共有することが大切ですね。
そうすることでもっとことばを教えてほしいと学ぶ意欲がわいてきます。
子どもたちはお父さん、お母さんと一緒に遊びながら、いろいろなことを学んでいきますので遊ぶ時間を大切にしてください。
お子さんとの関わりでご心配なことがありましたらいつでもふありのスタッフにご相談ください。

 

 

<お正月あそび>

ふありのグループプログラムにてお正月遊びにチャレンジしました。
こまや、お手玉が初体験の子も多くいました。
こまはスタッフと一緒に、持ち方、ひもの巻き方、ひもの引き方など1つ1つ確認をしながら練習すると、初めての子でも回すことが出来ました。

こまを回すまでには色々な工程がありますが、それを1つ1つ丁寧に行っていく事で、こまは回ります。
どこが難しいかな、苦手かなと考えながらそれぞれが練習をしました。
最後に自分の力でこまを回すことができたときはとても嬉しいですね。

 

2016年1月7日木曜日


ふありの理学療法 ~感覚遊びでおおはしゃぎ!!


 
 ふありの理学療法では、トランポリンやボールハウスなど、子どもたちが大好きな遊具を使った感覚遊びをたくさん取り入れています。神経系の発達は5歳までには80%の成長を遂げると言われ、小さいうちから楽しみながら自発的に体を動かして様々な遊びの経験を重ねることは心身の発達にきわめて有用です。“怖い”、“苦手”という気持ちが強いお子様も、楽しみながらいろんな遊びの経験を重ねていくことで、苦手を克服して自信を高めていけるものです。楽しんで遊ぶ中で様々な力を獲得していき、それが将来の自立につながっていくことを願ってリハビリに取り組んでいます。

【学びは体験から】


 子どもたちの成長にはいろいろな経験・体験をすることがとても大切です。

ことばや概念の発達にも経験、体験が大きく関係しています。

例えば、「冷たい」というのはどういうこと?物の名前なの?動作なの?体験をしたことがないとわかりませんね。氷を触ったり、アイスクリームを食べたりすることで冷たいというのはこういうことなのだと初めて学ぶことができるのです。このようにいろいろなことを見たり、聞いたり、触ったり、味わったり、においを感じたりすることで子どもたちはどんどんと新しいことを学んでいく事ができます。小さいうちにいろいろな体験をすることは子どもたちにとって必ず財産になっていくことでしょう。

 

 

【お正月飾り作り】


ふありのグループプログラムでは工作プログラムでお正月飾りの門松作りを行いました。

折り紙や画用紙を丸めて竹を作り、シールや色紙で装飾したコップに立てます。飾りは折り紙で折ったり、モールをくねくねとまるめて作りました。

子どもたちは見本を見ながらとても集中して取り組んでいました。のりやはさみなど道具を使ったり、紙を折ったり、丸めたり細かい作業が多いですが、スタッフと一緒に一生懸命に作りました。完成した作品はご自宅に持って帰り飾ったことでしょう。季節を感じることはとても大切です。ふありでは工作以外にも、音楽や調理など季節を感じることのできるプログラムを他にもあります。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

【2016年の療育がスタート】


明けましておめでとうございます。

1月4日よりふありの2016年の療育が始まりました。みなさま冬休みは如何お過ごしだったでしょうか。初日から多くの子どもたちがとても元気に通所しています。

グループプログラムでは福笑いを行いました。手で触って、顔のどこのパーツであるのか想像したり、顔のパーツのバランスを考えたり・・。

福笑いはとても想像力を使う遊びです。どの子もそれぞれ思い思いの顔を作り、みんなで見せ合いとても盛り上がりました。遊びを通してお友だちとの楽しいやりとりもうまれました。初日から子どもたちの元気な声が響き、笑顔が溢れておりとても楽しいプログラムとなりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。